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遺品整理で大量の本が出てきた場合はどうする?対応方法7選

お役立ち情報

親族が大切にしていた本が整理していると大量に出てくるケースがあります。
特に、高齢者の中には自宅の書斎や本棚、蔵などに大切に本をしまっているケースも少なくありません。
数冊であれば簡単に整理できますが、段ボールに何箱もとなると、整理するだけでかなりの大仕事になってしまいます。

そんな時、どのように対応するのがベストなのか。
今回は、遺品整理で出てきた蔵書の扱いについて解説してきます。

遺品整理の際の蔵書の整理方法は

  • ゴミとして処分する
  • 本の買取業者に依頼する
  • 古本屋さんに持ち込む
  • 自分で売る
  • 寄付・寄贈をする
  • 遺品整理業者に回収してもらう
  • お焚き上げして供養してもらう

ゴミとして処分する前に別の方法を検討しましょう


遺品整理の現場に立ち会うと、故人の趣味趣向や本に対する想いが伝わってくることがあります。
また、ご家族から故人の本に対する思い出話を聞くこともあります。

親族が大切にしていた思い入れのある本の数々。
「どのように処分しようが自由だ」と言われてしまえばそれまでです。
本をひもで縛って資源ごみに出したり、廃品回収業者などにお願いすれば処分してくれます。しかし、それではあまりにも故人が浮かばれません。
ご家族が大切にしていた思い入れのある品だからこそ、最後まで大切に扱ってあげる必要があるでしょう。

本には捨てる以外の選択肢がたくさんあります。
ゴミとして処分してしまう前に、まずは一度他の方法で対応できないか、検討してみてください。

最もおすすめ!買取業者に依頼


故人が大切にされていた本を整理するにあたって最もおすすめなのは買取業者に依頼すること。
「親族の思い出が詰まった本を売ってお金に変えるのは抵抗がある」
という方もいらっしゃるかもしれませんが、同じように本を大切にしてくださる次の誰かに受け継ぐというのは、決して悪いことではありません。
さらに、買取業者に依頼すれば自宅まで引き取りに来てくれるので、手間がかからず遺品を整理することが可能です。

買取方法は

  • 出張買取:自宅に直接訪問し、本を受け取ってその場で査定
  • 引取買取:自宅に直接訪問し、本を受け取って後日査定
  • 宅配買取:本を郵送していただき、査定結果を改めてご連絡

大手チェーン店の古本買取サービスと町の古書店が行っている買取サービスがありますが、おすすめは町の古書店が行っている買い取りサービスです。
なぜなら、古本屋の大手チェーン店に依頼した場合、バーコードのない、古い本は買い取ってもらえないことが多いからです。
日本で本にバーコードがついたのは1981年からと比較的新しく、故人がそれ以前の本を多く持たれていた場合、一部しか買い取ってもらえない可能性が高いです。
仮に買い取ってもらえたとしても、正当な価格で査定してもらえていない可能性もあります。

一方、古書店の場合はそういった本も含めて買い取ってもらえるお店が多く、価格も市場の価値に合わせたものになります。
古い本の中には価値の高いレアな一冊も存在します。場合によっては高額で買い取ってもらえる可能性も。

蔵書を買い取ってもらえるかどうかが不安な場合は、まず無料査定に出してみることをおすすめします。
LINEやお問合せフォームなを使って本の写真を送ればおおまかな金額を査定してくれるので、後から「買い取ってもらえなかった」といったトラブルも防ぐことができます。

出張買取は遺品整理の強い味方

出張買取は、ご自宅まで直接訪問し、本を買い取るサービスです。
その場で査定まで終わらせ、お金を受け取るため、大量にある本の遺品整理を1日ですべて終わらせる事ができます。

スタッフが自宅まで来て本を回収してくれるので、手間がかからない点が大きなメリット。
お電話・メール・LINEなどで無料査定の後、訪問日を設定し、故人宅に直接来てもらいましょう。

引取買取は忙しい方におすすめ

引取買取はご自宅に直接訪問し、本を受け取った上で後日査定をするサービスです。
出張買取との違いは立ち会いの必要がない点。
引き取ってそのまま帰ってもらい、後日査定になるため、まとまった時間の都合がつきにくい、忙しい方におすすめです。

ただし、必要な本は別にするなど、ある程度整理をしておく必要があります。
そのため、出張買取に比べると対応する時間は短いですが、事前の準備にやや手間がかかります。

宅配買取は箱に入れた本を送るだけ

宅配買取は、段ボールに入れた本を直接お送りいただくサービスです。
段ボールに本を入れて発送する手間はあるものの、日時を合わせる必要がなく、ご自身の都合の良い時間に対応できる点がメリットです。

宅配業者が自宅まで集荷に来てくれるのもメリットです。少量の本であれば問題ありませんが、何十箱もある段ボールを発送するとなると、配送センターに持ち込むのもひと苦労ですから。
1回ですべて回収してもらうためにも、集荷の電話をした段階で段ボールが何箱あるかを伝えておくようにしましょう。

古本屋さんに持ち込む場合

持ち込みの場合、大量の本を持っていける方は少ないので、数十冊程度のケースが多くなります。
また、段ボールが何十箱にもなる場合、持ち込む労力がかかる上、受け取る側の査定にも時間がかかってしまいます。
まとまった量の蔵書を一度に整理したい場合には、両者にメリットが少ないのであまりおすすめできません。

持ち込んだ上に買い取ってもらえない本が多くあったというトラブルを避けるために、バーコードが付いていない本がある場合は、大手チェーン店ではなく古書店に買取を依頼しましょう。
遺品整理で出てくるような古い本は、大手チェーン店ではお値段がつかない場合も多いです。

良い物がわかる、これは価値が有りそうだと思える物を選んで持って行けるのでしたら、持ち込み買い取りもおすすめです。

フリマサイトなどで自分で売る


メルカリやヤフオク、ジモティーなど、インターネットのサービスを使って自分で売ることも可能です。
遺品整理に関しては、本だけでなく別の物も出品できるというメリットがあります。
さらに、自分で価格が決められるため、買取サービスよりも高額で売れる可能性があります。

ただし「一番高額になる可能性がある」のは、あくまでも本の販売価格に関して知識があればこそ。
「この本はだいたいいくらで売れる」という知識がない場合、結局買取サービスを使った方が高額になったということも少なくありません。

また、フリマサイトの場合、値引き交渉などへの対応や発送時の梱包などもすべて自分で対応しなければならないため、かなりの労力がかかります。
大量の遺品をがある場合は、撮影や説明文の登録に数ヶ月以上の時間がかかるかもしれません。

 

最新の本でしたら探している方も多く、すぐ売れる事も多いのですが、遺品整理で出るような古い本は探している方が少ない場合もあり。

これは古本屋豆知識ですが、古本は売れるまでの期間が長い商品です。適正な価格で販売しても、数ヶ月から数年かかる事もよくあります。

買い手がつかない、面倒臭くてやめてしまったなどの理由で整理が進まない可能性もあるので注意が必要です。
手間と送料でトータルするとマイナスになってしまうことも少なくないので、初心者にはあまりおすすめできません。

●フリマサイト利用の流れ

  • フリマサイトにアカウント登録する
  • 本を撮影して、タイトルや説明文をつける
  • 送料、相場を確認して値段をつける
  • 状態確認や値引き交渉などの問い合わせに対応する
  • 売れたら本を発送する

寄付・寄贈する


故人が残した大量の本を、なにか役に立つことに使いたいという想いがある方の中には、寄付・寄贈を考える方もいらっしゃるでしょう。
NPO法人など、本の寄贈を募っているところもあるので、問い合わせてみると良いでしょう。
ただし、すべての本を引き取ってくれるとは限りませんし、状態によっては断られる可能性もあります。

 

本で寄付という取り組みを行っている団体も有ります。

主に古本買取業者が行っていて、買取代金をそのまま寄付しますという活動です。

しかし、多くの団体ではISBN番号がついた物のみを再販売して、古い本は廃棄されます。

例えば古本寄付の最大手であるチャリボンさんでは、「2010年より以前に出版された本のほとんどが寄付になりません。」と大きく記載されています。また、寄付された本の半数が廃棄されているとの事です。

大学や地方公共団体と協力して活動している団体のほとんども、同様の基準で古本の寄付を受け付けている点について留意が必要です。

 

寄付・寄贈のいずれも、持ち込みや引き取り方法などを事前に確認しましょう。宅配便等で送る場合、送料を負担しなくてはならない場合があります。数十箱の送料となりますと数万円になる場合も。
「故人の残した本をできるだけ多くの方に読んでもらいたい」という想いで寄付・寄贈する場合、次の行方が明確なところを選ぶ必要があります。

遺品整理業者に回収してもらう


遺品整理業者に依頼する場合、本だけでなく故人の遺品をすべて整理してもらえるので手間がかからないという点においては最もスムーズです。
ただし、あくまでも処分してもらうことが目的なので、お金を支払って対応をお願いするサービスになります。

遺品整理業者には古本・古書についての知識は有りませんので、基本的に廃棄されると考えてください。
本も含めて大量のものを処分する必要がある場合は検討しても良いかもしれません。

ただし、蔵書が大量にある場合、そちらだけでも買取サービスに依頼しておけば、遺品整理分の金額を本で得られるかもしれません。
また、依頼する古書店によっては一緒に本以外のものも買い取ってもらえる可能性があるので、事前に聞いておくと良いでしょう。

お焚き上げして供養してもらう


故人が大切にしていた本を故人のために使いたいという場合は、お焚き上げして供養することも可能です。
お焚き上げとは、故人が大切にしていた遺品を神社やお寺で供養していただき、焼いて天に還す宗教的な儀式のこと。
「天国に行っても好きだった本を読み続けることができれば喜んでもらえる」といった想いから行なわれることが多いようです。

神社やお寺に直接持ち込むことも可能ですが、大量の本をお焚き上げするとなると自分で持ち込むのは大変かもしれません。
代行している遺品整理業者に依頼すれば、すべてお任せできます。

神社やお寺に依頼する場合はお布施が、遺品整理業者に依頼する場合はお布施に加えて代行料金がかかります。
業者によっては遺品をまとめて供養する「合同供養」を行っているところもあり、出費を抑えることも可能です。

大量の本の遺品整理は買取サービスへ

目的や用途に応じて選ぶ手段は異なってくるので「こうしなければならない」というものはありません。
ただ、私たちは読まれなくなった本を少しでも次に受け継ぎ、世の中に残しておきたいという想いを持っています。
遺された蔵書のお片付けをされる際、もし弊店の事を思い出していただけましたら、お問い合わせください。

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