香川県で茶道の古本や雑誌を買取しました
買取り日
出張買取
買取詳細
出張買取
買い取り商品詳細
起風 | 公益財団法人官休庵事務局 | 武者小路千家 | 1995年~ | 1500円 |
君台観左右帳記 | 世界文化社 | 村井康彦 | 1983年 | 1000円 |
店主より
生前にお茶が好きだった方のご本を買い取りさせていただきました。今回は雑誌や冊子なども捨てる前にお声がけいただき嬉しく思います。武者小路千家の機関紙など、大手古書店では評価できないものも丁寧に見させていただきました。次に必要とされる方へお渡しします。ありがとうございました。
香川県のお客様より、遺品整理のご依頼です。
読書がお好きだった親御さんが遺された、茶道のご本や雑誌を買い取りさせていただきました。
ご依頼主様宅へ到着。ご挨拶をして作業に移ります。
このような大きな棚から需要の有るご本を抜き出していきます。
読書がご趣味の方らしく、長年読まれた小説や生活雑誌もたくさんございました。
お値段がつかないものは残して欲しいとのご意向でしたので、ご趣味であった茶道の専門書をメインに買い取りさせていただきました。
本棚から抜き出した後にも、まだ仕事は残っています。
余談とはなりますが、弊店の仕事風景を少しご紹介します。
まずは、棚から出したご本をダンボール箱に詰めていきます。
古書店の買取風景をご存知の方には意外かもしれませんが、弊店で古書を運び出す際には、縛らずにダンボールに入れます。
縛ってしまうと、どうしても両端が傷んでしまいますし、積み重ねた際に擦れたり角が当たります。
また、縛る時間のぶん、搬出速度が遅くなります。
浩二書店では、お客様とご本に負担をかけない方法として、ダンボールを利用しています。
ダンボールより紐の方が環境負荷が少ないのでは?と感じる方もご安心ください
エコの観点から可能な限り使い回します。
そして、破れて使えなくなりますと、再生紙工場に持ち込み、次の原料となります。(ダンボールはリサイクル率95%以上、環境負荷も少ないリサイクルの優等生と言われています)
そして、ダンボールに詰めてしまえば、後は運ぶのみ。
ジムに通って体を鍛えている店主が、どんどん運び出します。
冬でしたらほぼノンストップ、夏場は水分補給をしながら作業します。
お客様はお茶でも飲みながら、ごゆるりとお待ちください。
さて、ご本の話に戻ります。
今回、買い取りさせていただいた茶道の専門書の中から1つだけご紹介。
武者小路千家が発行している機関紙「起風」です。
武者小路千家所蔵の茶道具、書の紹介。
様々な行事のレポート、
流儀の点前の例。
各界著名人の茶の湯に関する記事。
などなど、お茶が好きな方が楽しめる内容となっており、他流派を学ぶ方も熱心に探しています。
弊店ではこのような冊子も買取対象です。
古本屋を呼ばれる際に本はそのままだけれど、雑誌や冊子は捨ててしまわれる方がよくいらっしゃいます。
もちろん一般的なご本の買取依頼も歓迎致しますが、雑誌や冊子も捨てる前に呼んで頂きたいのです。
今回、買取で主にお値段が付いた物は2点。
1つは茶の湯の古典という立派な箱入りの本。もう1つが機関紙「起風」です。
ご遺品の整理をされる方、あるいは持ち主様ご本人ですら、どのようなご本が求められているか判りにくいものです。
ご相談などいつでも承りますので、まずはお問い合わせください。
古書用ダンボール10箱分ほど茶道関連のご本を買取させて頂きました。
次に読まれる方へお渡しさせて頂きます。
浩二書店では茶道、書道関連の専門書を積極的に求めています。
活字離れが叫ばれる現代でも、必要とされる方がいらっしゃるご本は多数ございます。
どうか捨てる前にお声がけ下さい。日々勉強しながら、皆様のご依頼をお待ちしています。