専門書の古本買い取り。マニアックな本でも高く買い取ってもらえる?
読まなくなった専門書や学術書はありませんか?
特定の分野に特化した専門性の高い本は、書かれているジャンルによってマニアックな内容も多くあります。
さらに、勉強に使用することもあり、本への書き込みやマーキングをしている場合もあり、「売れない」「買い手がつかない」と思っている方も少なくないかと思います。
実際、専門書を数多く取り扱っているお店でなければ、買い取っても店頭で売ることは難しいかもしれません。
ただ、現在はインターネットを通じて物の売買ができる時代ですので、マニアックな本であっても需要が高い物は多くあります。
そこで、今回は専門書を売る時のポイントや気を付けておくこと、どういった本が売れるのかといった情報について解説していきます。
「読まなくなった専門書が本棚で眠っている」
「専門書を片付けたいけど、売ることはできない?」
といった悩みを抱えている方はぜひ、参考にしてください。
専門書とは?
まず、専門書ってどんな本のことを言うの?
と思われている方もいらっしゃるかもしれないので、簡単に解説しておきます。
専門書とは、冒頭でも解説した通り「特定の分野に特化している本」のことです。
人文科学、社会科学、理工科学、医学、芸術といった専門的な内容を取り扱っている本の総称です。
- 人文科学
- 歴史
- 哲学
- 宗教
- 心理学
- 社会科学
- 社会
- 政治
- 理工科学
- 物理
- 工学
- コンピュータ
- 化学
- 生物
- 地学
- 天文
- 医学
- 医学
- 薬学
- 看護学
- 歯科学
- 芸術
- アート
- 建築
- デザイン
- 音楽
上記は一例ですが、専門分野はさまざまなジャンルに分かれていて内容多岐に渡ります。
ちなみに、日常的に役立つ情報や趣味に関する内容を記載した本は実用書と言われます。
ジャンルの中でもさらに細分化される
例えば、芸術のアートの中にも絵画や彫刻、写真など多くのジャンルがあり、絵画の中にも日本画や西洋美術などに分かれます。
さらに専門性の高い物になると画家の作品集など、専門性の高い内容になります。
医学書であれば医学、薬学、看護学、歯科学など、医療関係の内容を専門的に扱っている本で、医学専門書とも呼ばれます。
医学の中にも医学一般、社会医学、臨床医学などのジャンルがあり、取り扱っている内容も最新の医学に関するものだけでなく、国家試験の対策や医療コンピュータに関することまで多岐に渡ります。
古書をはじめ、古い専門書に価値はある?
古書とは、一般的にはISBN番号がない、いわゆるバーコードのついていない本のことを言います。
1980年代よりも古い書籍で、戦前の本なども含めて「古書」と呼ばれています。
専門書は各ジャンルに特化した内容が書かれている本のことなので、情報は常に新しいものに置き換わっています。
となると、「古い本に価値がないので新しい本しか売れないのではないか」と思われる方も多いでしょう。
実際、古書の中には需要がなく、売れない本も多いため、買取が難しい本も少なくありません。
しかし、実際には1947年に発行された「整体操法読本 全4巻」に買取価格で160,000円(本の状態によって変動の可能性があります)の値がつくなど、本によっては古書でも高価買取になる可能性があります。
そのため「どうせ売れないだろう」と思っていても、一度買取査定の依頼をしてみることをおすすめします。
日本語で書かれていない本も売れる?
専門書の中には、「洋書」と呼ばれる、英語やドイツ語など、日本語以外の言葉で書かれた書籍があります。
洋書は需要のあるもの、ないものがはっきりしており、買い取りの可不可や買取価格などもお店によって異なります。
また、インターネットを使って販売するとしても基本的に国内での販売がほとんどなので、英語の本であれば買い取りが可能であってもアラビア語やスペイン語といった英語以外の言語の本は買取ができない可能性が高いです。
さらに、アジア圏であっても中国語(簡体・繁体)や韓国語の専門書も同様です。
その国では人気が高く価値のある本であっても、日本ではほとんどの人に需要がない場合、買い取りはできないことが多いです。日本で洋書の買い取りを依頼する場合は、洋書を多く取り扱っているお店や海外への販路を持っているお店を探してお願いした方が買い取ってもらえる確率はアップします。
専門書を高く買い取ってもらう方法
では、具体的にどのような専門書が高く買い取ってもらえるのでしょうか。
先にも書いた通り、専門分野の情報は常に新しい情報にアップデートされています。
そのため、新しい専門書の方が一定の金額で買い取ってもらえる確率がアップします。
特に、法律やビジネス・経済、コンピュータなど、必要とされる情報が常に最新情報のジャンルは古くなると買取価格が落ちやすい傾向があります。
一方で、必ずしも最新情報でなくても役にたつ場合が多い、アートやデザイン、歴史や建築に関する専門書は、やや価格が落ちにくいです。
古書などは、それに希少価値が上乗せされ、今では手に入りにくくなってしまったという「希少価値」によってさらに価格が上昇し、高額買取につながることがあります。
とは言え、それも古書の中の一部の本。
基本的には最新お本ほど価値が高いことがほとんどなので、使わなくなってしまった専門書は早めに売ってしまうことをおすすめします。
浩二書店ならこんな本も買い取り可能
古本屋や古書店によっては、買い取ってもらえない専門書も多くあります。
そのため、どのお店に買い取りを依頼するかはかなり重要なポイントのひとつ。
浩二書店なら、他店で断られた専門書でも買い取り可能なものも多いので、ぜひ買取査定をお試しください。
専門性の高いマニアックな本
専門書であるが故に、内容が専門分野に特化し過ぎた、かなりマニアックな内容のものも少なくありません。
そのため「こんな本、自分以外に誰が読むの?」と思う方もいらっしゃるかもしれません。
ただ、インターネットを活用すれば意外と同じような興味関心を持っている方は多くいらっしゃるもの。
マニアックな本ほど「どうしても欲しい」と思っている熱量の高いユーザーも多いため、「マニアックだから」と言う理由で価格が下がったり、買い取りを拒否したりすることはありません。
ISBNやバーコードがない
バーコードがないと売れないのは、大手古本のチェーン店が書籍を在庫管理をバーコードで行っていることが大きな理由です。
そのため、買い取りをメインにしている浩二書店ならISBNやバーコードがない本でももちろん買い取りが可能です。
最新の専門書から古書まで、どんな本でもお気軽にご相談ください。
本棚や箱の中に大量に本がある
本が大量にあるという場合でもご安心ください。
浩二書店なら、直接引き取りにうかがったり、場合によっては片付けのお手伝いなどもしつつ、本の買い取りを行っています。
また、中には買い取っても値がつかない、買い取りできない本も出てくることが多いですが、そういった本もご要望があれば引き取ることが可能です。
専門書の買い取りに関するまとめ
今回は専門書を売るときのポイントについてご紹介しました。
まとめると、専門書は特定のジャンルについて詳しく書かれている本のこと。
ジャンルは幅広く、マニアックなものも多いので一般ウケしにくい本になります。
洋書の専門書もありますが、古本として売るなら日本語で書かれた本に限定されることが多いです。
また、ISBNやバーコードのない本は、浩二書店のような古書店の方が買い取ってもらえやすいです。
書店の客層によってマニアックすぎる内容でも適正価格で買い取ってもらえるので、専門書を売りたい場合はお店選びに注意が必要です。
気になることがあれば、まずはお問い合わせください。