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書道書って売れる?書道の本の買取や方法や手放す時のポイント

お役立ち情報

書道の本は、書道家や書道の先生、あるいは生徒、その他書道に興味のある方にとっては価値のある本です。
ただ、小説のように物語があるわけではなく、ビジネス書や参考書のように書いてる内容が仕事や生活に役立つものではないため、興味のない人にとっては必要とされない場合が多いです。
そのため「書道を習っていたけれど辞めてしまった」「家族や親族が書道を嗜んでいたけれど必要なくなった」など、読まなくなってしまった場合、どのように処理すれば良いか悩んでしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで、本記事では、書道関連の本の売却・処分方法や、本の価値についてご紹介します。
今、家にある書道の本を手放したいと考えている方は、ぜひ参考にしてください。

書道書は買い取ってもらえる?

チェーン店の古本屋さんではお断りされるケースもありますが、古書店の買取サービスなら、売り物にならないような状態のものを除き、ほとんどの場合、買い取ってもらえます。
一見専門性が高すぎて理解されなさそうな書道書ですが、市場に出回っているさまざまな古書と同様、コレクターが一定数いる本の一種として扱われていることが多く、モノによっては高値のつくケースもあります。
また、古書の中には歴史的価値の高いものもあるので、買取サービスを利用すれば、思わぬ高額買取に繋がる可能性もあります。

おすすめの書道書や買取相場

書道書も他の古本と同様で、本の痛みや汚れが少なく、保存状態が良いものの方が高値で買い取ってもらえる傾向があります。

しかし、古い物になりますと、状態が悪くて当然の物もございます。

 

傾向としましては、ここ40~50年以内に発行されたような(古本屋基準で)新しい本は、状態が大切です。

50年、100年、あるいはそれ以上前のものでしたら、状態が良いに越したことはありませんが、最も重要なのは内容です。

買取相場は一般的な古書の金額と大きく変わらない物から、驚くようなお値段がつく物まで様々です。例えば、古筆学大成は、全30巻すべてそろっていれば80万円〜90万円程度の買取価格になる可能性があります。
また、近年需要が増している中国書道の原拓、清朝初期以前の唐本などは、数十万円~数百万円以上になる可能性もあります。

 

その他書道書の買取価格を知りたい方は、浩二書店の買取価格も参考にしてください>>

書道具も一緒に買い取ってもらえる?


書道家をはじめ、書道をされていた方であれば、書籍だけでなく書道具も一緒に買い取ってほしいというご要望もあるでしょう。
しかし、書道書は古書であるのに対し、書道具は骨董品だから分野違いでは?と考えられたりしていませんか?

文房四宝(筆、墨、硯、紙)や印材の買取は、書道の専門書を取り扱う古本屋でしたら可能です。

大雑把な傾向として、端渓石の硯、歴史ある古硯や古墨、田黄石や鶏血石など希少な素材、細かな彫刻が入った物などが、高く評価されるところです。

一般の方が見ても分からない物も多いので、書道に打ち込んだ方の持ち物がございましたら、専門店までお問い合わせください。

 

書道書ってどんな本?

書道とは、文字の美しさを表現するいわゆるカリグラフィーの一種。
起源は中国にあり、日本へは漢字の伝来と共に広がっていきました。
現在でも学校教育に取り入れられていて馴染みが深く、書道を知らないという大人はほとんどいません。
また、書を通じて古典を学んだり、書とその変遷を知ったり書を通じてより深く己と向き合えると言われており、書道書は先人たちの書を学ぶ上で欠かせない一冊のひとつです。

書道書・書道専門書の種類

書道書と言ってもその種類は多種多様。
参考書のようなものから過去の書道家が書いた書を収めた図録まで、さまざまな本があります。

法帖

法帖は、書道において紙に筆と墨を用いて書かれた書を、保存・鑑賞・学習を目的に仕立てられた本です。
多くは本人が制作したものではなく、後の歴史の中で模写、複製したものです。

臨書本

臨書は、手本となる書を見ながら書き写した本のこと。
古くから伝わっている古典の書きぶりや、文字の美しさを学んで感じ取るものとされており、それらの本がまとめられた臨書本は鑑賞用として価値が上がっています。

印譜

印譜は落款や篆刻の印影を写した書籍のことで、鑑賞や研究を目的としています。
原印を直接使用した原鈐(げんけん)本、模刻した印を押した鈐印(けんいん)本、木版などに写して作った翻刻本があります。
また、印譜に加え、印論・印人伝の篆刻に関する書籍をまとめて印籍とも呼ばれます。

図録

現存する書を写真付きでまとめた書籍のことで、主に書道美術館の作品や書画展の展示作品などが掲載されています。
また、二玄社から出版されている「古名硯」は、現存する古名硯を写真付きでまとめた全5巻からなる書籍であり、代表的な図録のひとつです。

拓本

凹凸のある石碑や器具(青銅器など)に紙や布を被せて墨を打ち込み、凹凸を写し取ったものです。

著名な書聖が残したものの拓本は文化財保護の声が高まった現在では入手が極めて難しく、特に風化や劣化が進行する前に採られた拓本は、好事家の間で人気が高いものです。

 

書道書の買取は買取サービスを利用しよう!

1冊や2冊であれば直接古書店に持ち込んで査定してもらうことも可能ですが、ある程度冊数がまとまってくる持ち運ぶのも大変です。
さらに、査定で買い取ってもらえないとなってしまったら、時間と労力をかけたのに無駄足になってしまいます。
もし、持っている書道書を売りたいと考えているなら、古書店の買取サービスを利用するのがおすすめです。
買い取りスタイルはお店にもよりますが、多くの場合、お客様の都合に合わせて選べます。

出張買取

直接ご自宅やご指定の施設などに赴きその場で引き取りから査定まで完了させるサービスです。
各エリアの書店によって対応エリアはさまざまですが、浩二書店の場合、四国全域から岡山県まで対応しています。
本の引き取りから査定までがすべてその場で完結するため、忙しい方や短時間で解決したい方におすすめです。

引取買取

直接ご自宅やご指定の施設などに訪問し、商品を引き取るサービスです。
出張買取と異なり、商品を持ち帰った上で後日査定となります。
お客様の立ち会いが難しい場合などに便利です。

宅配買取

着払いで書道書を直接お送りいただき、査定後、金額をお振り込みするサービスです。
荷物をまとめて発送するなど、少し労力はかかりますが、全国どのエリアでも対応が可能です。

まずは浩二書店の無料査定をお試しください

書道書を売る前に、まずは無料査定をしてみませんか?
あなたの売りたい本がどれくらいの金額になるかを査定します。
LINEに写真を送るだけの簡単査定なので、お気軽にご連絡ください。

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