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恋路ゆかしき大将/山路の露: 中世王朝物語全集8

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美品
1,600円
一般中古品
1,100円
キズ・汚れ・難あり
600円
出版社
笠間書院
著者
宮田 光 (著, 編集), 稲賀 敬二 (著, 編集)
発行年
2004年
商品情報
恋路ゆかしき大将(こひぢゆかしきたいしやう)

宮田 光[校訂・訳注]

恋路と端山・花染の三人の貴公子の、生涯の伴侶を求める物語。
恋路は幼い女二宮との恋を雛遊びの末に実らせ、
端山は、女一宮への禁じられた恋をやっと許される。
花染も伴侶を得て、三人ともめでたしめでたしの筈だったが――
絶世の美女・梅津女君の魅力の虜になった端山は、
女一宮の母后の逆鱗にふれ、女一宮との仲を裂かれて、
失意の余り、山に籠る。
梅津女君をめぐり、帝・恋路・花染の乱れた人間模様の中で、
実は、梅津女君は恋路だけを慕っているのであった。

山路の露(やまぢのつゆ)稲賀敬二[校訂・訳注]

『源氏物語』夢浮橋巻の続編。作者未詳。
浮舟を諦めきれない薫はたびたび小野に手紙を送り、
浮舟の弟小君を遣わすが、浮舟は頑固に拒絶する。
薫は自ら小野を訪れ、浮舟に恋情を訴えるが、
歌を詠みかわしただけで帰京する。
母との再会に感慨を深くする浮舟だが、
帰京を促す母の言葉にも耳を貸そうとはしない。
中世の源氏愛好者が生み出した浮舟と薫の「その後」の物語。