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新編日本古典文学全集 (58) 謡曲集 (1)

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美品
1,800円
一般中古品
1,300円
キズ・汚れ・難あり
800円
出版社
小学館
著者
小山 弘志 (編集), 佐藤 喜久雄 (著, 翻訳), 佐藤 健一郎 (著)
発行年
1997年
商品情報
本全集の第三十六回配本は、能の詞章・脚本にあたる謡曲の選集、「謡曲集1」です。全二冊で約八十曲を厳選し、今回の一冊目には「翁」「高砂」「清経」「巴」「井筒」「江口」「西行桜」など、40曲を収録しました。 「能」といえば、その装束、音曲、詞章、舞などが、国内外の演劇や文学、舞踊、音楽などの各界の大きな影響を与えることになった、日本の誇る古典芸能です。その能の世界において、根幹とされているのが、六百年の時間の洗練を受けた、ことばの芸術、謡曲(謡)です。 「能」は難解なものと考えられがちですが、謡曲の題材を見ると、人々に馴染みの物語や伝説、故事などから着想を得ているものが多く、読んでみたら意外に知っていた、ということもあります。登場人物なども、『源氏物語』からは六条御息所(ろくじょうのみやすどころ)や夕顔、『伊勢物語』からは在原業平、『平家物語』からは義経、清経、巴御前、建礼門院、そのほか、藤原定家、和泉式部など、古典文学でお馴染みの人物が、原典に忠実に、時には能作者の解釈も加えて、名場面名せりふを展開しています。その意味で、古典に親しみたいと思っている方の入門編としても、造詣深い方が堪能するにも、本書はお勧めの一冊です。