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ブックオフで買取できない本の状態・種類は他のお店ではどうなの?

お役立ち情報

古本の買い取りについては、大手古本チェーンから町の古書店まで、さまざまなお店が「買い取りできます!」と謳っています。
そのため、実際にどこにお願いすれば良いのかと迷っている方も多いのではないでしょうか。

大手古本チェーンの中でも特に多くの方が利用したことのある「ブックオフ」さんでは、明確に買取できない状態・商品が決められていて、ホームページでも公開されています。
そこで、浩二書店の買い取り規定とも照らし合わせながら、理由や例外はあるのかどうかなど、細かい部分を解説していきます。
もし、売りたいけれど買い取ってもらえそうにないものがある場合は、該当の項目をチェックしてみてください。

週刊誌全般(内容により可)

週刊誌とは、1週間に1回発行されている、時事ネタやその他雑多な記事を取り扱っている雑誌のことです。
週刊文春やフライデー、プレイボーイからゴルフダイジェスト、ベースボール、TVガイドまで、種類も多岐に渡ります。
時事ネタや芸能ネタなどは旬な情報がウリなので、バックナンバーに対する需要が少ないものも多く、買い取ってもらえないものも少なくありません。

しかし、近年ではインターネットの普及によって全国の欲しい人を探して直接販売できる時代。
本によってはバックナンバーに需要があったり、雑誌自体に人気があったりするものもあるため、全てをひとまとめにして「週刊誌は買い取れない」とも言い切れません。
また、ある程度まとまった量がそろっている雑誌は一部マニアからの需要があるため買い取ってもらえる場合もあります。

コミック誌(週刊少年ジャンプ等)

週刊少年ジャンプなどは週刊誌に含まれますが、コミック誌の中には月刊誌や季刊誌などもあるため、別で記載されているようです。
ブックオフに限らず、大手古本チェーンのお店では一律で買取不可とされているケースが多いようですが、実際には一部値段のつくものがあります。
例えば、人気漫画の連載が開始された号であれば、美品ならかなり高額な買取価格になるものもあります。

また、人気作の巻頭カラーの号や、人気作家の単行本未収録作品が掲載された号も人気があります。
定期的に購入していて、大量のコミック誌が捨てられずに取ってあるという方は、もし手放す場合は浩二書店までぜひご連絡ください。

買取実績でも実際に買い取らせていただいた例をご紹介しているのでぜひ参考にしてください。

香川県高松市にて少年ジャンプを買取させて頂きました

非売品(会社のパンフレット・贈呈本・学校教科書等)

無料で配布されているものは、基本的にどのお店でも買い取りできません。
そのため、パンフレットやチラシなどはブックオフに限らずどのお店でも買い取ってもらえないでしょう。

学校の教科書については、古書専門店であれば一部買取可能です。
例えば、小中学校の教科書は買取できない事がほとんどですが、戦前の尋常小学校のものなど、極めて古ければ大丈夫です。

また、大学で使われた教科書につきましては、ほとんどの物が買取可能となります。

定価が税別表記で108円以下のもの

非売品ではないものの、金額が108円以下の本というのは、主に100円ショップで販売されている本が対象となります。
もともと100円で買えるため、もっと安く書いたいというユーザーが少ないです。
廃盤になっていて、手に入らない本の中に価値のあるものがあれば値段がつくかもしれませんが、現状ではどのお店でも買い取ってもらえない可能性が高いです。

表紙(カバー)がないもの

表紙のない古本は原則としてどの古書店でも買い取りを断られるケースが多いです。
古本の価格はカバーによって大きく左右されるケースが多く、例えばカバーが折れている、シミがついているなどでも価格が下がってしまいます。
そのため、売ることを前提に考える場合は、カバーが傷つかないよう大切に保管しておくことをおすすめします。

大手古本チェーンの場合明確に「表紙(カバー)がないものは買取不可」となっているため、例外なくお断りされるかと思います。
ただし、浩二書店のような町の古書店の場合、買い取りできるケースも稀にあります。
例えば、もともと定価の高い本や、手に入りにくい本など、「カバーがなくても良いので手に入れたい」と思っているユーザーが一定数いる本です。
そのため、すべて一律でお断りしているわけではありません。
とはいえ、そういったケースは稀。
しかも、買取価格も大幅に下がってしまうことは言うまでもありません。
そのため、本を高く売りたいなら、まずはカバーがあって、保存状態が良いことが重要と言えます。

破れ・切り取りがあるもの

中身が破れていたり、切り取られていたりする本は買い取りできません。
当然ですが、買い取った本はその後売り物になるため、原則として購入したときと同じ状態になっていることが条件となります。
その上で、汚れなどがあった場合は買取価格が少し下がることになります。
そのため、破れや切り取りなど、読書ができないほど状態が変わっているものは買い取りができなくなります。

乱丁・落丁があるもの

乱丁・落丁があるものは売り物にならないため、基本的に買い取りできません。
いずれも購入時に起きている可能性が高いため、その場合は売りに出すのではなく、購入した販売店に返品し、新しいものに交換してもらう必要があります。

ただし、昔の雑誌によくある軽度の乱丁につきましては、内容次第で買い取りが可能になる物もございます。

書き込みがあるもの

本に直接書き込まれているものは原則として買い取りができません。
名前が書いてある、赤線や蛍光ペンなどでマーキングされているなども同様です。
原則として本は新品で販売されていた状態に近ければ近いほど高く売れます。
そのため、破れなどの破損と同様、書き込みのある本は買い取ってもらえないケースがほとんどです。

ただし、アルバイトでも査定をすることが多い大手古本チェーンであればマニュアルによって「一律不可」となっている場合でも、町の古書店では買い取ってもらえる可能性もあります。
「この程度なら売れる」と判断されれば、買取価格は下がるものの、買い取ってもらえる場合もあります。
極めて例外的な事ですが、著名な作家やクリエイターの書き込みがある本につきましては、新品の状態よりも高額で買い取り出来る場合もあります。

日焼けや酸化がひどいもの

日焼けや酸化によって表紙が色褪せていたり、ページが黄ばんでいたりする本は程度によって買い取ってもらえないこともあります。
また、程度によって買い取ってもらえる場合もありますが、買取価格は大幅に下がってしまいます。

ただし、古書をはじめとするかなり昔の本の場合、日焼けや酸化していない本の方が珍しいです。
そのため、新品の本で日焼けがひどくて買い取ってもらえなかったから、同じくらい日焼けしている古書も買い取ってもらえないかというとその限りではありません。
古い本であればあるほど、日焼けほ程度には寛容になっていくので、特に古い本を売りたい場合は一度無料査定に出してみるのがおすすめです。

カビやシミがあるもの

日焼けと同様で、こちらも程度によって買い取ってもらえない可能性が高いです。
程度によって買い取ってもらえる場合もありますが、買取価格は大幅に下がってしまいます。

また、古書をはじめとするかなり古い本の中でも価値の高い本についてはその限りではありません。
古い本であればあるほどカビやシミがついていてもある程度許されることが多いので、こちらも無料査定に出してみるのがおすすめです。

ページや表紙カバーが変形しているもの(反り、水濡れによるゆがみ等)

ページや表紙カバーの変形の多くは、水濡れによって本がよれよれになってしまった場合になります。
こういった本はほとんどの場合買い取ってもらえません。

もちろん、程度にもよるので水に浸かって字も読めないほどよれよれになった本と、水滴がついて少しよれてしまった本とを同列に並べることはできません。
前者は間違いなく買取不可ですが、後者は査定できる可能性が高いです。
基準がどこまでOKかというのもお店によって判断基準が異なるばあいがあるので、こちらも一度無料査定に出してみると良いでしょう。

においがあるもの

タバコ臭や悪臭のする本も、大手チェーンの古本屋では買取不可となっています。
ただし、臭いは目に見えないため程度が分かりにくくいです。
また、線香やアロマなど、悪臭ではない臭いでも同じく買取不可なのかなど、分かりにくい部分は多くあります。
タバコの場合、臭いはもちろんですが、ヤニが付着していることも査定額を下げてしまう原因となります。

臭いについては、新聞紙にくるんだり、消臭剤を使ったりして軽減させてから売れば買い取ってもらえる場合もあります。
また、書店によっては臭いがついたままでも買い取ってもらえる可能性もあります。

いずれにしても、目に見えないものなので無料査定に比べて買取価格が下がってしまう可能性があることを覚えておきましょう。

全体的に汚れが目立つもの

カビやシミ以外の汚れも査定の対象となります。
そのため、全体的に汚れているものは買い取ってもらえない可能性があります。
ただし、こちらも年数と程度によって異なるため、買ったばかりの新品についた汚れと何十年も前から保管してある本の汚れとを同列には語れません。
そのため、無料査定で一度確認してみることをおすすめします。

百科事典・全集

百科事典や全集については、大手チェーンの古書店では買い取ってもらえない場合がほとんどです。
一方、町の古書店の場合、最新版や専門性の高いものでしたら買い取ってもらえる場合もあります。

日本文学全集、世界文学全集のような総花的なものは、平成中期以降に発行された最新版以外は難しいとお考えください。

個人名の全集、専門性の高いものは、町の古書店が得意とするところです。

売りたい本に百科事典や全集が含まれている場合は町の古書屋さんに依頼してみることをおすすめします。

ブックオフで買い取りできない本について

ブックオフさんに限らず、大手チェーンの古本屋は買い取り査定にマニュアルがあり、どの店舗でも同じような金額になるようにルールが決められているようです。
それに伴って、価値のある本や、本来買い取れば十分高値で売れる本でも買取不可としている場合もあります。
そのため、「この本が売れるかどうかを自分で判断できる」町の古書店に持ち込めば、買い取ってもらえるケースもあります。
大手チェーンの古本屋に持ち込む前に、まずは専門の古書店に無料査定を受けてみることをおすすめします。

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