古本買取を近くのお店に依頼する前に知ってほしい!メリット・デメリット
古本の買い取りをお願いするなら、近くの古本屋さんでと考えている方は多いですよね?
もちろん、最近買った本を1冊や2冊売りたいと考えている場合はこれで問題ないかもしれません。
しかし、出張買取や宅配買取など、さまざまなサービスが出てきている昨今、利用者は電話一本で業者を呼び、買取をお願いできるようになっています。
買取に訪れる業者は、近くのお店である必要がないため、お店によっては買取サービスを充実させ、他のお店よりも高値で買い取ってくれたり、より便利なサービスを提供したりと、さまざまな工夫をしています。
そのため、買い取りに力を入れているお店をチョイスした方が、ただ近くにあるだけのお店に比べてサービスが良かったり、買取価格が高値だったりすることも少なくありません。
そこで、今回は、近くのお店を探す前に注意しておきたい古本買取のポイントについてご紹介していきます。
どうせ業者を呼ぶなら近くても遠くても大して変わらないという気持ちで、気軽にチェックしてみてください。
買取の希望はどんなカタチ?
古本を売る場合、買取サービスは大きく分けて4つあります。
それぞれの特徴も抑えつつ、チェックしてみましょう。
- 店頭買取:お店に本を直接持ち込んで査定してもらう
- 宅配買取:お店に本を郵送し、査定してもらう
- 出張買取:直接自宅に足を運んでもらい、査定、回収をしてもらう
- 引取買取:自宅に足を運んでもらい、荷物を引き取った上で後日査定してもらう
店頭買取なら最寄りのお店がおすすめ
店頭買取を希望される場合、最寄りの古本屋さんを探すのが最も効率的です。
というのも、他の買取方法に比べて店頭買取は「自分で持ち込む」必要があるため、お店までの交通費などが発生してしまうからです。
お店によって査定結果は多少異なるため、仮に3軒お店を回れば数百円から、場合によっては千円程度、査定額に差が出てくることもあるかもしれません。
一方で、買い取ってもらえないといったケースも発生します。
査定中の待ち時間も短くとも数十分、長ければ数時間という事も多々あります。
これらを加味した上で、交通費や労力を考えてみると、かける労力に対して買取査定額が大幅にアップしない可能性が高く、何軒もハシゴするメリットはほとんどありません。
その分交通費や時間が必要になることも加味すると、一番近いお店に売るのが最も効率的と言えるでしょう。
■ 店頭買取がおすすめなのはこんな方
- 買取依頼する本の数が少なく、持ち込みに適した量である
- 査定金額の高い・安いよりも今すぐ買い取ってもらう方が重要
- 事前に査定をするのが面倒くさい
- 家に業者を呼びたくない、宅配の梱包が面倒くさい
店頭買取以外なら、最寄りのお店を選ぶ必要がない
店頭買取以外の買取方法を希望する場合、実は「近くのお店」を探す必要はありません。
もちろん、出張買取や引取買取の場合、業者が直接自宅へ訪れるため、業者は近い方が喜びます。
とは言え、良い本があればどんなに遠くにでも赴くのが買取業者というもの。
近い遠いを理由に仕事を選んだりはしません。
また、遠過ぎて現地に赴くのが難しい場合や、買い取りの量が少なく、直接訪問していると赤字になってしまうようなケースの場合、宅配買取をお願いされるケースもあるかもしれません。
いずれにしても、買い取りを依頼される側の金銭的な負担がかからないようなサービスの仕組みが考えられていると思って間違いないでしょう。
注意点としては、業者によっては査定額から出張費を差し引かれるケースもあるかもしれないので事前に確認しておく必要があります。
■ 店頭買取以外がおすすめなのはこんな方
- 買い取り依頼する本の数が多く、自分で持ち込むのが大変
- 事前査定である程度高く買い取ってくれる業者を吟味したい
- 今すぐでなくても良いので、確実に本を業者に買い取ってもらいたい
- 自分でお店まで持っていくのが面倒くさい
「自分で持っていくのが面倒くさい」という方の場合、宅配でコンビニや運送業者まで持ち込むのも比較的面倒かもしれません。
そういった場合は出張買取一択で考える必要があります。
できれば宅配買取にさせてほしいといった交渉を持ちかけられないように、ある程度近くの業者に依頼するのもひとつの手段です。
さらに、買取査定の際に出張買取を希望している旨を伝えておくと業者も交通費と買取査定額などを加味した上で対応可能かどうかを判断してくれます。
出張買取のメリットとデメリット
古本の出張買取は、自宅に居ながら読まなくなった古本を処分できるという点にあります。
ただし、それ以外にもいくつかのメリットとデメリットがあるので、簡単にご紹介します。
出張買取の3つのメリット
出張買取のメリットは大きく分けて3つ。
端的にまとめると、部屋がか片付いてお金がもらえる上、大きな労力がかからない点です。
特に、持ち込みに比べて「買い取ってもらえなかった」というリスクを回避できる点も魅力のひとつです。
読まなくなった本をお金に変えられる
まず、出張買取の最大の魅力は、読まなくなった本をお金に変えられる点。
もちろん、店頭に持ち込んでも同じようにお金に変えられます。
しかし出張買取の場合は、自分ではとても持っていけないほどの量でも大丈夫。本棚やお部屋丸ごと買い取ってもらうことも可能です。
つまり、引き取ってもらえる量が店頭への持ち込みに比べて圧倒的に多く、量が多い分高額査定になりがち。
断捨離の意味も含めて部屋の片付けをするのに読まなくなった本を大量に処分するなど、ある程度まとまった量の査定を依頼する場合は出張買取が断然おすすめです。
ついでに部屋の片付けができる
自分で部屋の片付けをして、いらなくなった本を売りに行くケースも少なくありませんが、出張買取の場合、ある程度の量の本を処分するケースが多いため、出張買取の日が大掃除になるケースも少なくありません。
今まで部屋を占領していた本が一気になくなるような場合、かなりスッキリした状態になるはず。
この機会に空いたスペースをどのように活用するかも含め、部屋を片付けるプランを立てるのもひとつのポイントです。
自宅にわざわざ引き取りに来てくれる
出張買取のメリットといえば、なんといっても自宅に引き取りに来てくれること。
わざわざ自分で思い本を持ち込まなくても良いため、労力がかからない点も大きなポイントです。
特に、買い取りに出す量が多い場合は重い段ボールを何箱も抱えて移動することになるため、労力もかなりのものになります。
そこまでした上で、店頭では思うような金額にならなかったり、買い取ってもらえない本があったり、いろいろなケースが起こります。
その点、出張買取の場合、業者によっては値段がつかない雑誌なども一緒に引き取って処分してもらえることも。
いろいろな意味で手間が省け、片付けが捗るので、大きな断捨離には特に、出張買取がおすすめです。
出張買取のデメリット
出張買取のデメリットは、考えられる内容としてはふたつ。
ある程度エリアが限定される点と、やはり自宅に業者を招かなければならない点。
内容によってはお伺い出来ない場合がある
例えば、浩二書店の場合、香川県高松市に拠点がありますが、香川県内だけでなく、四国全域に加え、岡山県くらいは日常的に出張しています。
また、大量にある場合は日本全国どちらでもお伺いが可能です。
しかし、どの様な場合でもお伺いできるわけではありません。ある程度の数か、内容が必要になります。
業者によっては、1000冊以上なければ行けない、内容や状態を詳しく聞いて高額が予想される場合のみ対応など、ルールはさまざまですが、どのお店にもある程度制限があります。
極端な例を挙げますと、香川県から北海道まで1冊の本を買い取りにうかがうことはさすがに難しいということです。
少量の場合、査定のご依頼はもちろん可能ですが、基本的には出張ではなく宅配買取とさせていただく可能性が高いです。
買取業者を自宅に呼ぶ必要がある
知らない人を自宅やご実家に招くというのは、やはり抵抗がある方は少なくありません。
お伺いする僕らは慣れてしまって忘れがちですが、人として当たり前の心理です。
浩二書店ではいくつか解決方法をご用意しています。
例えば玄関先に積んでおいていただければ対応可能です。
また、離れやコンテナボックスに置いている場合も、その場所で査定をする事は可能です。
引取買取であれば、そのまま持ち帰り、後日査定の金額を振り込むことも可能。
自宅に業者を入れることなく対応できる体制もございます。
事情は人によって様々です。
店頭買取や宅配買取とも比べながら、どの買取方法が最も適しているのかを考えてみるのも良いかもしれません。
買取業者はお客様のニーズに合わせて買取方法をご用意しています
エリアや内容の制限はあるものの、買取業者はお客様のご要望にできる限りお応えできるよう、買取方法を考えています。
「業者の方にあまり自宅に入ってほしくない」
「大量の本をいっきに片付けしたい」
「指定した時間に引き取りに来てほしい」
などなど、さまざまなご要望をうかがいながら、できる限りご希望に沿ったカタチで買い取り致します。
近くの古本屋さんに持ち込む前に、一度買い取り査定を試してみてはいかがでしょうか。